■犬が缶詰ばかり食べる理由と対処法
犬が缶詰ばかり食べる場合、飼い主としては心配ですよね。
この記事では、犬が缶詰ばかり食べる理由と、その対処法について詳しく解説します。
◆犬が缶詰ばかり食べる理由
犬が缶詰を好む理由をもっと詳しく解説します
犬が缶詰を好む理由は、単に味が美味しいからだけではありません。
その背景には、犬の生理的な特徴や心理的な要因が複雑に絡み合っています。
◎味覚と嗅覚の刺激
・旨味成分
缶詰には、カリカリに比べて肉汁やスープなどが含まれており、犬が好む旨味成分が豊富です。
・動物性たんぱく質
犬は肉食動物の祖先を持つため、動物性たんぱく質を本能的に好む傾向があります。
缶詰は、肉や魚などの動物性たんぱく質を多く含んでいるものが多く、犬の食欲をそそります。
・香り
缶詰は、カリカリよりも香りが強く、食欲を刺激する効果があります。
特に、温めた缶詰は香りが立ち、さらに食欲を増進させることがあります。
◎食感の違い
・柔らかさ
缶詰はカリカリに比べて柔らかく、歯の弱い子犬や高齢犬でも食べやすいのが特徴です。
特に、歯周病や歯の痛みがある犬は、缶詰の方が食べやすいと感じることがあります。
・水分量
缶詰は水分量が多いため、乾燥しているカリカリよりも喉越しが良く、飲み込みやすいというメリットがあります。
◎習慣と心理的な要因
・報酬の期待
過去に、缶詰を食べた後にご褒美をもらったり、飼い主さんと楽しい時間を過ごしたりした経験があると、缶詰を食べることを良い経験と結びつけ、積極的に食べるようになります。
・変化を求める
いつも同じカリカリを食べていると、味に飽きてしまうことがあります。
缶詰は、カリカリとは異なる食感や風味をもたらし、食事に変化を加えることができます。
・ストレスからの逃避
ストレスを感じている犬は、食事をすることでストレスから解放されたいという心理が働きます。
缶詰は、より美味しく感じるため、ストレスを軽減する効果があると考えられます。
◎病気との関連性
・歯周病
歯周病があると、硬いカリカリを食べるのが痛みを伴うため、柔らかい缶詰を好むようになります。
・消化器系の病気
消化器系の病気がある場合、消化しやすい缶詰を選ぶことで、症状の悪化を防ぐことができます。
犬が缶詰を好む理由は、単に味が美味しいからだけではなく、食感、習慣、心理的な要因、そして健康状態など、様々な要因が複雑に絡み合っていることがわかります。
◆犬用の缶詰を与える際の注意点
・栄養バランス
缶詰ばかりを与えると、栄養が偏ってしまう可能性があります。
カリカリと缶詰を組み合わせて、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
・肥満
缶詰は高カロリーなものが多いので、与えすぎると肥満の原因になります。
適切な量を与えるようにしましょう。
・歯の健康
缶詰ばかり与えると、歯の噛む力が弱くなり、歯周病のリスクが高まる可能性があります。
定期的に歯磨きをして、歯の健康に気を配りましょう。
愛犬の健康のために、缶詰とカリカリを上手に組み合わせ、バランスの取れた食事を提供してあげることが大切です。
もし、愛犬が缶詰ばかりを好む場合、獣医師に相談することをおすすめします。
獣医師は、愛犬の健康状態を詳しく診察し、適切な食事療法を提案してくれます。
◆犬がドライフードを食べるようにする方法
犬がドライフードを食べるようにするための具体的な方法を詳しく説明します。
・缶詰を少しずつ減らす
缶詰を少しずつ減らしていくことで、犬がドライフードを食べるように促すことができます。
最初は少量の缶詰を使用し、徐々に減らしていくことで、犬がドライフードに慣れるようにします。
・ドライフードを温めてにおいをアップさせる
ドライフードを少し温めることで、香りが立ち、食欲を刺激することができます。
電子レンジで数秒間温めるだけで、フードの香りが強くなり、犬が興味を持つことが期待できます。
・フードを切り替える
他のブランドや種類のドライフードを試してみることで、犬の好みに合うものを見つけることができます。
嗜好性の高いドライフードに切り替えることで、犬がドライフードを食べるようになることがあります。
・運動を増やす
運動を増やすことで、自然と食欲が増進されます。
特に散歩や遊びの時間を増やすことが効果的です。
運動はストレス解消にもなり、犬の全体的な健康を向上させる効果があります。
・健康状態を確認する
犬が急にご飯を食べずに缶詰だけ食べるようになった場合は、動物病院を受診して健康状態に問題がないかを確認しましょう。
体調不良が原因で食欲が低下している可能性があります。
◆犬用缶詰のメリットとデメリット
缶詰にはメリットとデメリットがあります。
以下にそれぞれを挙げます。
◎メリット
・食欲増進
缶詰を使用することで、犬の食欲を引き出すことができます。
・栄養補給
缶詰を使用することで、ドライフードに不足している栄養素を補うことができます。
▲デメリット
・偏食の原因
缶詰を使用しすぎると、犬が偏食になる可能性があります。
・歯垢や歯石の付着
缶詰は水分量が多いため、歯垢や歯石が付きやすいというデメリットがあります。
食後は必ず歯磨きをすると良いでしょう。
犬が缶詰ばかり食べる場合、まずは原因を特定し、適切な対処法を試してみましょう。
缶詰を少しずつ減らす、ドライフードを温める、フードを切り替える、運動を増やす、健康状態を確認するなどの方法を試してみることで、犬がドライフードを食べるようになる可能性が高まります。
愛犬の健康と幸せを第一に考え、適切なケアを心がけましょう。
■犬がカリカリ嫌いなのは品質が原因かも?
犬がドッグフードを食べない原因はほかにもあります。
それはずばりドライフード自体の品質です。
価格的に安いドライフードには穀物使用も多く、着色料なども使われていますし、油・添加物などを吹き付けて味や匂いを濃くしているフードであることもあります。
人間食で言えばジャンクフード類のイメージですね。
普通はジャンクフードの方が食欲がそそられるのですが、中には苦手な子もいます。
もしかしたらご愛犬もそうなのかも知れませんね。
ただまだあきらめるのは早いです。
ダメ元で1度もう少し質の良いフードを試してみてはいかがでしょうか?
こちらをご覧ください。
↓↓↓
https://www.mogwandogfood.co.jp/
こちらはモグワンというドライフードです。
テレビCMもしていたので見たことがある人もいるかもしれませんね。
モグワンが普通のカリカリと大きく違うのは、原材料の品質を重視しており、添加物、穀物不使用はもちろんのこと原材料から栄養バランスにいたるまで徹底的にこだわって作られています。
そのかわり市販されているドライフードよりは高めですが、ワンちゃんの健康を考慮したご飯を毎回手作りする手間がなくなることを考えたら決して高くはないのではないでしょうか?
また、なにより食いつきが抜群にいいと評判なのでワンちゃんが喜びます。
公式HPには実際に購入した人の口コミがたくさんあるので読んでみると参考になると思いますよ♪
また、現在モグワンが割引価格で購入できるキャンペーンを行っているようなので
お試しで一袋だけ買ってみてもいいかもしれませんね。
あなたの参考になればうれしいです。
お読みいただきありがとうございました!